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■ホームページ■http://mada.fc2web.com/■■■GPS携帯の画像を電子地図上に表示――ユーキャンなどがソフト開発
 【宇都宮】システム開発のユーキャン(宇都宮市、山田義治社長)と内閣府所管の社団法人である日本リサーチ総合研究所は共同で、地図情報をコンピューターで記録・処理する地理情報システム(GIS)用ソフト「地図ぽん」を開発した。全地球測位システム(GPS)搭載のカメラ付き携帯電話から画像情報を電子メールで送信すると、パソコン上の電子地図に反映できる。
 メールにはGPSで測定した緯度と経度も添付、住所に変換し、画像情報とともに地図上に反映する。携帯電話の基地局があり、GPS信号を受信できる屋外であれば、5メートル程度の誤差で位置を特定できるという。

 自治体には、無償で提供する。栃木県の産学官で「とちぎGISの会」を今秋にも設立、利用法を研究する。例えば道路の破損状況を携帯から送信し、迅速に修理が手配できる。廃棄物の不法投棄摘発にも応用できる。


「画質・大きさに不満」6割――矢野経済研がコンテンツ利用状況調査
 矢野経済研究所はインターネットのコンテンツ(情報の内容)利用状況に関するアンケート結果をまとめた。利用コンテンツの上位は趣味・娯楽や検索サービス。動画・音楽の有料サイト利用者からは不満点として画面のサイズや画質が指摘された。
 アンケートは昨年12月から今年3月にかけ、2段階で実施。まず約1万1000人対象に利用コンテンツを複数回答で聞いたところ、趣味・娯楽が83.5%で首位。2位は検索サービス(81.7%)で、以下オンラインショッピング、ニュース・天気予報だった。

 「動画、音楽の有料サイトを利用したことがある」と答えた約540人を対象に2次調査を実施。不満点では「画面サイズが小さい、画質が悪い」(63.4%)、「画面の途切れなど品質が安定しない」(44.9%)などが上位だった。


PDAを音声で操作――富士通がアドバンストと開発
 富士通は音声認識システム開発のアドバンスト・メディア(東京・豊島、鈴木清幸社長)と音声認識技術を使った情報機器開発で提携した。富士通の高速MPU(超小型演算処理装置)「FR―V」にアドバンスト・メディアの音声認識技術を組み込んだ。富士通はこのMPUを自社の情報機器に搭載するほか、デジタル家電などを対象に他社向けにも拡販する。
 「FR―V」に組み込んだのは、アドバンスト・メディアが開発した「アミボイスDSR」と呼ばれる音声認識技術。パソコン、PDA(携帯情報端末)などを通じて入力した音声データをサーバーに送信することで、各種の操作を可能にするという。

 OS(基本ソフト)はLinux(リナックス)を採用し拡張性を高め、幅広い領域での利用を見込む。

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