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昨日は、松下が電子書籍産業に参入のニュースを紹介した。今日は楽天が電子書籍コンテンツなどの配信事業に参入のニュース。電子書籍関連の環境が徐々に整いつつある。
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楽天、書籍コンテンツなど配信事業に本格参入
 仮想商店街「楽天市場」を運営する楽天は23日、電子書籍などコンテンツ(情報の内容)の配信サービスに本格参入したと発表した。楽天市場を通じ6700作品を配信する。コンテンツ配信事業では後発組に入るが、集客力を武器に有力サービスに育てる。
 コミックや写真集、ゲームなどを配信する「楽天ダウンロード」(2300作品)と、映画や音楽などを提供する「ショウタイム@楽天」(4400作品)の2コーナーを楽天市場内に設けた。楽天ダウンロードは利用者がデータをパソコンに取り込み、繰り返し楽しめる。ショウタイム@楽天はパソコンに取り込まず視聴する方式とする。

 楽天の従来のコンテンツ関連事業は、有線ブロードネットワークスと折半出資で2001年に設立したショウタイム(東京・千代田)にとどまっていた。

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北海道、電子自治体システムの共通基盤を整備
 北海道は電子自治体の実現に向け、今年度をめどに独自の情報システム基盤を構築する。住民登録や資材調達など複数の業務に対応できる。業務ごとにばらばらだったシステム基盤を一元化することで、効率的な情報化投資を推進。大手電機メーカー中心の電子自治体事業に、ソフト開発などで中小企業の参入を促す狙いもある。
 開発プログラムは公開し、他の自治体にも採用を働きかける。

 施設の予約や税金の申告、道発注の入札など複数の業務で共通に活用できるデータベース基盤を構築。この基盤に各業務に必要なソフトウエアを搭載して利用する。

 システム間の連携や統合が容易になるほか、国が制度改正を行った場合、ソフトの更新だけで対応できるなど、コスト削減につながる。

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日立、道案内システム試作――カードを提示して床に矢印
 日立製作所は目的地を意味するカードを手に持ちながら歩くと、床に矢印を投影し進行方向を指示する道案内システムを試作した。地図を見るより簡単に目的地に行き着ける。空港やデパートなどでの案内システムとして実用化を目指す。
 システムは、利用者がポケットからカードを取り出すと、天井に取り付けたカメラでその様子をとらえる。画像認識技術を用いて利用者が立っている場所を把握、カードの色から目的地を読み取る。

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ドコモ、第3世代携帯で香港財閥と相互協力
 NTTドコモは23日、高速大容量通信ができる第3世代携帯電話に関し、傘下に携帯電話サービス会社ハチソン3GHKを持つ香港有力財閥ハチソンワンポアと相互協力で合意した。提携戦略により、第3世代サービス「FOMA(フォーマ)」で推進する「W―CDMA」規格の世界での標準化を目指す。
 ドコモは22日にシンガポールテレコム(シングテル)が全額出資する携帯電話サービス会社シングテルモバイルとも相互協力で合意したばかり。アジア2社と今後、第3世代サービスの相互接続や海外ローミングの早期実現を目指す。端末や基地局の共通化による調達コストの抑制などの効果も狙う。

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