今日はネタが豊富だったので、KDDI関係を2つ、ドコモ関係を1つピックアップしてみました。
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【KDDI、ビデオ・テレビなどの動画を第3世代携帯用に変換】
 KDDIはビデオやテレビ映像など様々な形式の動画を第三世代携帯電話で使えるように変換する事業を企業向けに展開する。映画の予告編やテレビCMなどを携帯に流したい企業の利用を促し、第三世代携帯電話の販売拡大につなげる。

【KDDIなど、ネット関連企画会社を事業会社化】
 KDDI、NEC、松下電器産業、日本テレコムの4社は3日、昨年7月に設立したネット関連の共同企画会社「ブロードバンドサービス企画」を事業会社化したと発表した。コンテンツ開発などを進める。

【ドコモ「FOMA」販売目標を突破――2002年度、32万台】
 NTTドコモの第三世代携帯電話「FOMA(フォーマ)」の累計販売台数は3月31日に32万9000台となった。2月末までの台数は19万1500台で計画の達成が危ぶまれていたが、3月15日に発売したパナソニックモバイル(旧松下通信工業)製の「P2102V」の売れ行きがよく、半月で10万台以上を上乗せした。

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 KDDIが第3世代携帯電話、ブロードバンド、両方ともにコンテンツの拡充を推し進めている。
 前々からここで述べさせてもらっている通り、第3世代携帯電話だろうと、光ファイバーだろうと、結局インフラであって、その回線を使うコンテンツがなければ、使用者が増えるわけはない。
 何よりもまず、コンテンツの拡充が必要なのである。位置検索サービスやおまけ付メール辺りから始まり、この前は携帯電話の簡単な操作で自分と位置を医者に伝えるというサービスを発表するなど、昨今KDDIはこのコンテンツの拡充に力を入れているように思える。残念ながら、私はauユーザーではないのだが(ほんとに残念だ)今年のauはとても期待できるように思える。

 うってかわって、NTTドコモの「FOMA」だが、目標販売台数を超えることができ喜ばしいことだが、その前に目標販売台数を大幅に下げたことを忘れてはならない。パナソニックの新しいタイプの携帯電話が偶然当たり、逆転サヨナラホームランと言った感じだ。正直今月中旬まで目標達成は厳しいと私は思っていた。

このKDDIとNTTドコモの違いを考えてみてほしい。
方やコンテンツの拡充、方や携帯電話のハードの魅力。どちらの戦略が正しいかったのか、今年中に明らかなになるのではないだろうか。

また、もう一つ付け加えよう。
NTTドコモの逆転ホームランをはなったパナソニックの携帯電話を見てみてほしい。写真や動画を取るときの形はもう携帯電話とは思えないフォルムだ。私は前々から、メールやWebができるようになったのに、携帯電話のハードは未だ電話の形に固執しているように思えてならなかった。今後、電話という形を越えた発展が期待できるかもしれない。それはきっと我々の生活をもっと変えてくれるおもしろいサービスを生んでくれるだろう。
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