出版社や書店各社がすべての書籍にICチップを埋め込んで管理する構想に向け、標準規格開発の企業コンソーシアムの設立総会が19日開かれた。松下電器産業、日立製作所、東芝、NTTグループなど電機、通信、印刷大手中心に81社が参加した。来年3月までに使用する機器の規格案を決める。

□□□comment□□□□□□□□□□□□□□
 ここでいうICチップというのは無線タグのことをさしていると思われる。ICチップを無線読み取り機にかざすだけで、データのやり取りを行えるものだ。具体的な例としては、JR東日本の「スイカ」があげられる。(本日の他のニュースで「スイカ」の認知度が8割に達していると書かれている。)
 個人的な見解でも、この無線タグは新たなサービスの土台の通信となりそうで、対企業、対消費者問わず、いろいろなところで、斬新なサービスが生まれてきそうで・・・わくわくしている(^^)(うちの会社でも携わっているので)
 ただ、問題がないわけではない。今回の企業コンソーシアムの設立、無線タグの書籍に関する無線タグのルールをつくろうとしている。このように食品に関してのルール、衣服に関するルールなどバラバラにルール作りが行われた場合、無線タグが広まったとき、ルールが同じものしか使えないという、また不便なモノになってしまう。
 無線タグはまだ始まったばかりだが、その利用の根底となるルール作りは急いで行わなければならない。
□ホームページ□http://mada.fc2web.com/□□□

コメント