東芝はソフトウエアや部品を換えるだけで、好みの性能を持たせることができる家庭用ロボットを試作した。ロボットの機能を制御する部分を汎用化してあり、仕様の違う多くのソフトを組み込めるのが特徴。留守番や家事の手伝いに利用できる。2年後をメドに実用化を目指す。

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 東芝がロボットに関して、現実的な試みを行っている。
 ロボットの基本となるソフトウェア(OS)をオープン化技術と呼ばれる技術で作り、画像認識や運動制御などロボットの機能をつかさどる部分がそれに依存しないようにした。このため、汎用性が高く、様々なタイプのソフトで動く。このような流れが進めばロボットメーカー以外のソフトの開発会社などがロボット分野へ容易に参入でき、家庭用ロボットの低価格化も進むことができる。
 去年、注目を浴びた”アシモ”は1台(1人?)で高級自動車並の値段がするらしい。加えて運用費などもかかるであろうから、それと人を雇うのを比較すると明らかに人を雇ったほうが安い。
 ロボット技術的の向上も重要だが、一般向けに販売する(事業化する)ためには、低価格化は必須である。

 4月6日は”アトム”誕生の日である。数年遅れることになってしまうが、これらの試みが将来アトムを生み出す可能性を実感させる。
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