「なにやら難しそうな感じですが一生懸命読んでついていきます」というコメントをいただきました。ありがとうございます。
数あるニュースからおもしろそうなのをピックアップして、付加情報を付け加えているつもりですが、まだまだ独り善がりな文が多いようです。
 週に100viewぐらい行くようにうれしい限りですが、より一層おもしろくなるよう努めますので、今後ともよろしくお願いします。
 今日は2つです。
************************

■第3世代携帯電話、トロンで共通OS――NEC・富士通など■
 NECや富士通、三菱電機など国内の大手通信機器各社は、第3世代の携帯電話向け基本ソフト(OS)を共同開発する。11日発表する。国産OSの「トロン」をベースに、従来メーカーごとに個別に開発する必要があった携帯用のOSを共通化する。増大する一方のソフト開発費を圧縮、開発速度を向上する狙い。今年末までに試作機を開発、来年以降の商用化を目指す。

□□□comment□□□□□□□□□□□□□□
 貿易摩擦の影響で日の目のみなかったと言われている国産OS「トロン」が携帯電話の大舞台に出てきそうだ。意外に知られていないが、この「トロン」マイコンなどで家電に搭載されていて、一部の市場では大きなシェアを持っている。
 「トロン」自体の能力も高いと思うが、やはり、一人の日本人として、国産OSが採用されるというのはうれしく感じる。
 Windows、Linux、そして、このTRON、次世代携帯電話OS競争はますます激しさを増している。
□ホームページ□http://mada.fc2web.com/□□□

■ターボリナックス、24時間・年中無休でサポート■
 無償OS(基本ソフト)のリナックス(Linux)を開発するターボリナックス(東京・渋谷、矢野広一社長)は4月、官公庁などの顧客を対象にした24時間、年中無休のサポートサービスを始める。官公庁はリナックスの開発プログラム(ソースコード)が公開されていることを評価、採用の動きが広がっている。ターボリナックスではサポート体制を充実、利用拡大につなげる。

□□□comment□□□□□□□□□□□□□□
 Linuxは官公庁系で、開発プログラム公開というオープンソースの特徴が予想以上に大きく評価されている。あの巨像Microsoftを動かすぐらいだから、相当なインパクトである。
 ただ、そのLinuxも無敵ではない。ソフトウェアというのは完璧という状態がないに等しいので、必ずソフトウェア導入後、サポートが必要となってくる。
 あまり表沙汰にされてはいないが、オープンソースである以上、このソフトをどこが作ったという明確な製作会社がなく、そのサポート体制に不安を持つところは多い。特に特別な革新的システムより安定的なシステムを求める官公庁系にはなおのことである。
 このターボリナックスの24時間・年中無休サポートでその辺りをカバーしつつ、さらに巨像Microsoftをと対抗してもらい、よりよい競争を行ってもらいたいと思う。
□ホームページ□http://mada.fc2web.com/□□□

コメント