NTT東西会社、「脱・電話」を加速
2003年3月3日 NTT東西地域会社が「脱・電話」路線を推し進める。総務省へ提出した2003年度事業計画では、光ファイバー通信「Bフレッツ」の契約獲得目標を今年度の5倍に定めた。電話接続料の値上げで減収ペースは緩和する見通しだが、新たな接続料の適用は2年間。電話事業の不振に悩む東西会社の再生は、2年間で事業構造を転換できるかにかかっている。
□□□comment□□□□□□□□□□□□□□
ADSLの急増と裏腹にISDN加入者は減り、また今後のIP電話の普及から電話利用量も減ることと考えられる。超高速インターネット通信である光ファイバーもあまり芳しくない。
NTTは電力系に対抗するため設備投資を増やすと言っているが、2002年度の契約数は年度末で、目標の計62万件の1/3ほど22万件程度しか満たない。これは確かに電力系は強いが、競合業者が強すぎるためではなく、光通信自体が伸び悩んでいる面が大きい。
もうかなり前から言われていることだが、光通信を必要とするValue Contentsがそろっていないためだ。あると言えば、オンラインゲームとなるが、その課題も多い。そういう意味では、ISP事業とゲーム事業の両方を持っているSONYグループに期待したいところだ。
しかし、そのISP企業も楽観してはいられない。YahooBB!からの低価格化からISP企業もあまり利益が取れない構造になっている。彼らにとっても、ADSLから光通信へのシフトが必要である。
まだADSLが普及し出したばかりだが、業界はすでに次の段階を模索しなければならない。
□ホームページ□http://mada.fc2web.com/□□□
□□□comment□□□□□□□□□□□□□□
ADSLの急増と裏腹にISDN加入者は減り、また今後のIP電話の普及から電話利用量も減ることと考えられる。超高速インターネット通信である光ファイバーもあまり芳しくない。
NTTは電力系に対抗するため設備投資を増やすと言っているが、2002年度の契約数は年度末で、目標の計62万件の1/3ほど22万件程度しか満たない。これは確かに電力系は強いが、競合業者が強すぎるためではなく、光通信自体が伸び悩んでいる面が大きい。
もうかなり前から言われていることだが、光通信を必要とするValue Contentsがそろっていないためだ。あると言えば、オンラインゲームとなるが、その課題も多い。そういう意味では、ISP事業とゲーム事業の両方を持っているSONYグループに期待したいところだ。
しかし、そのISP企業も楽観してはいられない。YahooBB!からの低価格化からISP企業もあまり利益が取れない構造になっている。彼らにとっても、ADSLから光通信へのシフトが必要である。
まだADSLが普及し出したばかりだが、業界はすでに次の段階を模索しなければならない。
□ホームページ□http://mada.fc2web.com/□□□
コメント