ドコモ、定額無線ネットに参入
2003年2月28日 NTTドコモは4月1日、カード型PHS(簡易型携帯電話)を使ったつなぎ放題の無線インターネット接続サービスを開始する。6月には高速の無線LAN(構内情報通信網)と共用できる端末も発売する。この分野で最大手のDDIポケットも27日、データ通信に加え音声通話もできる端末を発表した。ドコモの参入で無線の分野でも、有線のネット接続で普及した定額料金制が一気に広がりそうだ。
ドコモの新サービスは「@FreeD(アットフリード)」。月額4880円でDDIポケットの同種サービス「エアーエッジ」より50円安くする。通信速度は最大で総合デジタル通信網(ISDN)と同じ毎秒64キロビット。DDIポケットが提供する毎秒128キロビットのサービスは設けない。
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ついにNTTドコモが定額制サービスに乗り出した。加入者が毎月減少傾向にあったPHSで、DDIポケットはこの定額制モバイルインターネット接続サービスで数少ない優位性をもっていた。これで2社の競合となり、ますますの価格競争、サービス競争となるだろう。
DDIポケットに痛手かもしれないが、PHS市場において必ずしもNTTドコモが優位性を持っているわけではない。この2社が競争することによって、PHS市場自体がまた活性化すればよいと思う。
また、NTTドコモのサービスには、今までにない付加価値、無線LANと共用できるというメリットもある。一時期流行っていた無線LANインターネットサービスに拍車がかかればと思う
ここで、PHSの定額制モバイルインターネット接続サービスとは少し離れるが、NTTドコモの戦略について言及したい。
カメラ付携帯、そして、今回の「定額無線ネット」、両方ともつい先日までNTTドコモは進出しないと明言していた分野に参入している。180度方向転換したと言っても過言ではないほどの戦略の大きな転換である。
シェア1位であるNTTドコモだが、業界を先導していく力がだんだんと薄れていっているように思えてならない。恐らく、ことの発端は「第3世代への移行の遅れ」だろう。来年度の第3世代の普及の良し悪しによっては、この業界の勢力図が変わるかもしれない。
□ホームページ□http://mada.fc2web.com/□□□
ドコモの新サービスは「@FreeD(アットフリード)」。月額4880円でDDIポケットの同種サービス「エアーエッジ」より50円安くする。通信速度は最大で総合デジタル通信網(ISDN)と同じ毎秒64キロビット。DDIポケットが提供する毎秒128キロビットのサービスは設けない。
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ついにNTTドコモが定額制サービスに乗り出した。加入者が毎月減少傾向にあったPHSで、DDIポケットはこの定額制モバイルインターネット接続サービスで数少ない優位性をもっていた。これで2社の競合となり、ますますの価格競争、サービス競争となるだろう。
DDIポケットに痛手かもしれないが、PHS市場において必ずしもNTTドコモが優位性を持っているわけではない。この2社が競争することによって、PHS市場自体がまた活性化すればよいと思う。
また、NTTドコモのサービスには、今までにない付加価値、無線LANと共用できるというメリットもある。一時期流行っていた無線LANインターネットサービスに拍車がかかればと思う
ここで、PHSの定額制モバイルインターネット接続サービスとは少し離れるが、NTTドコモの戦略について言及したい。
カメラ付携帯、そして、今回の「定額無線ネット」、両方ともつい先日までNTTドコモは進出しないと明言していた分野に参入している。180度方向転換したと言っても過言ではないほどの戦略の大きな転換である。
シェア1位であるNTTドコモだが、業界を先導していく力がだんだんと薄れていっているように思えてならない。恐らく、ことの発端は「第3世代への移行の遅れ」だろう。来年度の第3世代の普及の良し悪しによっては、この業界の勢力図が変わるかもしれない。
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