フュージョン・コミュニケーションズ(東京・千代田、角田忠久社長)はIP(インターネット・プロトコル)電話のサービス開発・営業体制を、現在主力の中継系サービスから加入者系にシフトする。IP電話は料金競争が激しくなっており、より安く提供できる加入者系に重点を移すことで加入者増を図る。
 加入者系シフトをにらみ、角田社長を室長とする「ブロードバンドビジネス推進室」を発足させた。サービスの企画・開発のほか、加入者系推進には不可欠なプロバイダー(ネット接続事業者)との提携交渉や法人向けの営業を進める。現在は10人だが、順次全社員の3割に当たる50人前後にまで拡充する。

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